主人公の二面性に震える『イコライザー2』感想
寡黙で勤勉、心優しいタクシー運転手の裏の顔は、死をもって悪を裁く闇の執行人でした。
映画基本情報
劇場公開日 2018/10/05制作国 アメリカ監督 アントワン・フークアキャスト デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、
ざっくり感想
ストーリー ★★★★★
一本筋が通っていてわかりやすい。ゆるぎない勧善懲悪ものなのでツボだった。
音楽 ★★★★★
イコライザーのテーマがかっこいいのは言わずもがな!
後半の戦闘シーンで音楽がほぼないのも恐怖を掻き立てられてよかった。
キャスト ★★★★★
デンゼル・ワシントンがめちゃくちゃにかっこいいので★100個です。
総合 ★★★★★
とても好きな作品でした!!!!
この映画をおすすめしたい人
- デンゼル・ワシントンが好きな人
- 動機がなんであれ、悪行は裁かれるべきだと思う人
- 青年の成長物語を観たい人
- いろんなころしかたを観たい人
※以下ネタバレ注意!感想
見どころ①ロバート・マッコールがめちゃくちゃ怖い。
これに尽きる。
善良な市民の前で見せる穏やかなほほえみと、悪人を裁く時の虚無な表情の差を観てほしい。
デイブに「1回しか殺せないのが残念だ」って言った直後にニコニコしながら娘さんだっこするシーンは震えた。娘さんまでも手にかけるかと思った。
後半の戦闘シーンは完全に一人称視点のホラーゲームだったよ。音出したらマッコールさんに殺される系の。
私は口元手で覆ってました笑 心拍数もすごかった笑
自分が悪だと思ったら徹底的に追い詰めて報いを与える。そんなマッコールの信条が前作以上に貫かれていたと思う。
見どころ②おじさんと青年の心温まる交流
前作のラルフィに引き続き、夢をあきらめかけている青年マイルズとの交流にほっこりした!
「人の道を踏み外さない限りは何度でもやり直せる」たくさんの人を手にかけてるマッコールさんだからこそできる説教。ジンときた。
でも頭に銃を突きつけた状況で言ってるから恐怖でしかないwww
橋本環奈ちゃん版の『セーラー服と機関銃』思い出した…
マイルズくんがいい子でかわいかった。
壁の落書き・畑荒らしの犯人をマイルズくんだと思ってごめんね…
自分で引き受けた仕事はちゃんとやり遂げるあたり、根は真面目なんだなと思う。
提示する報酬が 250ドル→115ドル→マッコールさんの料理 になってくのかわいいかよ!
最初に「高すぎる」ってマッコールさんに言われてから、律義に価格下げてってるの素直すぎ~~~!!
ラストの壁画は純粋に泣けました。
『イコライザー2』はマイルズの成長物語でもあるよね。
その他
途中までデイブさんをジェレミー・レナーだと思ってました。
まとめ
とにかく怖くてかっこいい、ロバート・マッコールを劇場で観よう!!!!!!!!
鑑賞日 2018/10/12
鑑賞場所 丸の内ピカデリー